測定のご依頼
当センターは依頼分析のみ行っております。
測定料金表
単価:円(税込み)/時間
測定項目 / 装置名 | 学内 | 学外 | ||
核磁気共鳴測定(NMR) | ||||
JNM-ECZL800G ※1 | ¥6,380 | ¥35,200 | ||
JNM-ECZL700G ※2 | ¥4,400 | ¥13,200 | ||
AVANCE NEO 700 ※2 | ¥4,840 | ¥21,010 | ||
質量分析(MS) | ||||
solariX XR | ¥5,500 | ¥22,000 | ||
JMS-T100GCV | ¥5,500 | ¥13,200 | ||
X線構造解析(X-Ray) | ||||
D8 VENTURE | ¥5,500 | ¥14,520 | ||
XtaLAB Synergy | ¥5,500 | ¥17,000 | ||
元素分析(Elemental analysis) | ||||
YHS-11(X/S分析) | ¥3,960 | ¥4,950 | ||
JM-10(CHN分析) | ¥3,960 | ¥4,510 | ||
JM-11( 〃 ) | ¥3,960 | ¥4,510 | ||
プラズマ発光分光分析(ICP) | ||||
ICPE-9820 | ¥3,960 | ¥5,500 |
※1 夜間休日等、長時間の連続測定時は¥1,540
※2 夜間休日等、長時間の連続測定時は¥1,100
共通の注意事項
- 各測定部門の注意事項に従い、測定申込書に依頼内容を記入してください。
- 分析結果および残試料の返却を学内便で希望される方は、返信用封筒を添えてください。
郵送を希望する場合は、返信用封筒に切手を貼ってください。 - 測定者の健康に影響があると判断した場合、測定をお断りすることがあります。
- 財源欄のない旧様式の申込書をご利用の場合は、申し込み1件につき測定完了報告書1枚も併せてご提出ください。
核磁気共鳴 測定依頼方法・注意事項
- 所定の申込用紙に必要事項を記入の上、試料と一緒に1階核磁気共鳴測定室の担当者(104号室、吉田、内線6751)に提出して下さい。
- 溶液の場合、サンプル管は5mmφ管を使用し、重水素化溶媒に試料を溶かして下さい。
溶媒の量は0.5cc(5cm)必要です。
長時間の測定を要する試料については0.1cc程多めに必要です。 - 固体の場合は粉状に粉砕し、持参した量は申込書に明記してください。
- 特に指定がない場合、固体はECZL800G、溶液はECZL700GまたはAVANCENEO700で測定します。
- AVANCENEO700はクライオプローブを使用し、高感度で測定出来ますが、測定前に3時間ほど冷却セットアップ時間がかかります。また、液体窒素の調達、補充をお願いする場合があります。
- 不安定化合物の場合には、測定時に連絡しますので、その時試料を持参して下さい。
- 測定核種、化学シフトの基準を明記して下さい。
- 構造式(不明の際は、分子式及び部分構造)、溶媒、試料重量、安定性を必ず記入して下さい。
- 測定内容については、あらかじめ担当者と打合わせて下さい。
- 測定の際は、原則としてあらかじめ測定したチャートを添付して下さい。
- 試料が特に少量の場合は、溶媒及び試料中の不純物に由来するシグナルが大きく出ることもありますので、十分注意して下さい。
- 測定終了後、依頼者か研究室の人に連絡します。
- 測定の種類などにより、必ずしも申込順に測定できない場合があります。
- その他、不明な点は担当者にお問い合わせ下さい。
■測定申込書ダウンロード
質量分析 測定依頼方法・注意事項
- イオン化法及び測定可能な質量領域の目安は以下のとおりです。 いずれの装置及びイオン化法で測定するかは依頼者と相談の上、分析担当者が判断します。
【solariX】 m/z 150~10,000
ESI(electrospray ionization)
APCI(atmospheric pressure chemical ionization)
MALDI(matrix-assisted laser desorption/ionization)
【JMS-T100GCV】 m/z 1,000程度以下 ※装置運用の都合上、GCを使用する測定は行っておりません。
FD/FI(field desorption/field ionization)
- 依頼1検体につき測定申込書1枚を提出して下さい。
- 測定申込書の上段と中段(太枠内)に必要事項を記入の上、試料と一緒にセンター1階質量分析室(103号室)にて分析担当者に提出して下さい。 下段は分析担当者が使用しますので何も書かないで下さい。
- 試料名は測定データを保存する際のファイル名となります。ファイル名として入力できない文字や記号は使わないでください。(日本語入力できません。)他の試料名と重複しないよう簡素すぎず、かつ長くなりすぎないよう命名してください。
- 構造式や分子式が不明の場合は試料の合成経路や含まれている可能性のある元素、部分構造などの情報を記入して下さい。
- 経時変化を示す試料などを申込時でなく測定直前に持参したい場合は、測定申込書希望事項欄に「測定時持参」と明記して下さい。
- 試料は全長5cm程度のマイクロチューブに入れて提出して下さい。 マイクロチューブがない場合は同程度の大きさで試料が取り出しやすい容器を使って下さい。 容器には他の試料と区別できるよう、試料名を書いたラベルを貼ってください。
- 測定で使用する溶媒やマトリックスについて依頼者に持参をお願いする場合があります。
- 測定の効率化を図るため、測定は必ずしも申込順にはならない場合があります。
- 分析担当者に危害を及ぼす恐れのある試料については測定をお断りする場合があります。
- 測定終了の連絡はメールで行いますので、申込書の空きスペースに依頼者のメールアドレスを記入してください。測定結果と試料をお渡ししますので質量分析室まで受け取りに来て下さい。
- 【solariX限定】測定データをテキストデータ(1件90MB程度)に変換して提供することが可能です。ご希望の方は、測定申込書希望事項欄に「データ希望」と明記の上、CD-RやDVD-Rを持参して下さい。また東北大メールを使用されている方についてはgoogle driveにてデータを提供することも可能です。
- その他不明な点がありましたら分析担当者にお尋ね下さい。
■測定申込書ダウンロード
X線結晶構造解析 測定依頼方法・注意事項
- 結晶持参の上、直接担当者に連絡して下さい。
- 顕微鏡下での結晶の良否判定後、測定可能な場合、申込をして下さい。
- 構造式(不明の際は、分子式)、再結晶溶媒、安定性を必ず記入して下さい。
- 構造解析の目的(立体配置決定、精密構造解析、絶対配置決定など)を記入して下さい。
- 通常、1~2日で測定が可能です。
- 測定不可能あるいは解析不可能な場合は、再結晶あるいは化学修飾により良好な結晶を作成後、再度測定します。
- 非晶質(溶媒など)が着いていてもかまいません。むしろ、ひび割れ防止のため、乾燥せずに自然ろ過あるいは母液のまま持参して下さい。
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CHN分析 測定依頼方法・注意事項
- 申込書に必要事項をもれなく記入の上、1階受付に提出し、受付ノートにも記入して下さい。
- 分子式不明の場合でも、含有元素とおおよそのパーセントを必ず記入して下さい。
- 含有パーセントは小数点以下2桁まで記入して下さい。
- サンプルチューブラベルは「試料番号」「氏名」を記入して、中の試料が見えやすいように貼って下さい。
- 粉末及び粘性の高い試料は内径8mm、長さ50mmに近いサンプルチューブを使用して下さい。
- 試料はスパーテルでサンプリングがしやすいように、大きな結晶は砕いてμg単位で増減可能なようにして下さい。
- 液体試料は、内径1.2mm、長さ80mm位のガラス毛細管の中央に試料を約10mm以上入れ、封じて提出して下さい。
- 試料が不安定物質等で、測定直前に持参したい場合は、申込書の注意事項欄に「測定時持参」と記入して申し込みください。
測定時に電話で連絡しますので、そのときに試料を測定室(205)まで持参してください。 - 試料は充分に精製乾燥し、正確を期するため、1件につき3mg以上提出して下さい。
- ステンレススパーテル使用不可のときは、その旨を記入して下さい。
- 申込書の記入不備、試料の精製不充分、試料不足、分析者に危害を及ぼす恐れのあるものは分析に応じかねる場合もあります。
- 測定終了後、「測定終了試料番号」のページに表示しますので、測定結果を1階受付まで取りに来て下さい。
- 分析レポート、残試料を学内便で返送希望の方は、分析依頼時に宛名を記入した返信用封筒を添えて下さい。
- 郵便で返送の時は、封筒に切手も貼って下さい。
■測定申込書ダウンロード
測定申込書はセンター1階受付にもあります。
ハロゲン・硫黄分析 測定依頼方法・注意事項
- 申込書に必要事項をもれなく記入の上、1階受付に提出し、受付ノートにも記入して下さい。
- 分子式不明の場合でも、含有元素とおおよそのパーセントを必ず記入して下さい。
- その元素が含まれていないことを確認したい場合は、理論値の欄に「0%」と記入して下さい。
- 含有パーセントは小数点以下2桁まで記入して下さい。
- サンプルチューブラベルは「試料番号」「氏名」を記入して、中の試料が見えやすいように貼って下さい。
- 粉末及び粘性の高い試料は内径8mm、長さ50mmに近いサンプルチューブを使用して下さい。
- 試料はスパーテルでサンプリングがしやすいように、大きな結晶は砕いてμg単位で増減可能なようにして下さい。
- 液体試料は、内径1.2mm、長さ80mm位のガラス毛細管の中央に試料を約10mm以上入れ、封じて提出して下さい。
- 吸湿性及び揮発性試料は、分析希望種目件数ごとに、別々のチューブに入れて下さい。
- 試料は充分に精製乾燥し、正確を期するため、分析希望種目1件につき3mg以上提出して下さい。
- 含有%が極端に少ない場合、または不純物としての成分の有無を確認する場合には、5mg以上提出して下さい。
- ステンレススパーテル使用不可のときは、その旨を記入して下さい。
- 申込書の記入不備、試料の精製不充分、試料不足、分析者に危害を及ぼす恐れのあるものは分析に応じかねる場合もあります。
- 測定終了後、「測定終了試料番号」のページに表示しますので、測定結果を1階受付まで取りに来て下さい。
- 分析レポート、残試料を学内便で返送希望の方は、分析依頼時に宛名を記入した返信用封筒を添えて下さい。
- 郵便で返送の時は、封筒に切手も貼って下さい。
■測定申込書ダウンロード
プラズマ発光分析 測定依頼方法・注意事項
- 測定用試料は溶液のみです。固形物を含む場合は必ずろ過・除去してください。
- 定量分析には、測定試料に加えて 目的元素別に標準試料溶液(0ppm以外に3~4種類の濃度のもの)が必要です。各自責任を持ってご用意下さい。
- 標準試料・測定試料は、それぞれ10mL以上のご用意をお願いいたします。(特殊な場合、初回を除く)。溶液は蓋付きの試験管や遠沈管等に入れてお持ちくださると測定がスムーズです。
- 測定試料の最適な濃度はサンプルにより異なりますので、事前にお問い合わせください。濃度が極端に薄い場合、濃い場合など、再調製をお願いする場合があります。
- 粘度の高いもの、揮発性のもの、目的外の成分を多量に含むものなど、測定機械に悪影響を及ぼす可能性のあるサンプルの場合、測定をお断りする場合があります。
- 測定時に生じた廃液は、申込者の責任において処理していただきますので、廃液用の容器をご用意下さい。
- 分析の特性上、事前に担当者にご相談いただきますよう、お願いいたします。